5月3日(木)、前夜から大雨に見舞われた富士スピードウェイ。8:40の公式練習開始までに雨は上がったが、サーキット全体が濃霧に包まれディレイが続き、公式練習とサーキットサファリはキャンセルとなった。昼頃には霧も晴れ、以降のスケジュールを変更。12:50から30分間の公式練習、14:45からはGT300・500クラスともに20分間で、A・Bドライバーどちらかのみでの予選が行われた。
GT500クラスは#38 ZENT CERUMO LC500の立川 祐路が得意の富士で1’27.904を叩き出し、自身のポールポジション記録を23回に伸ばした。2番手には、4月22日に亡くなられた山田健二エンジニアへ必勝を誓った#6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋 和也)が続き、#23 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)が3番手に入った。
GT300クラスでも富士を得意とする#55 ARTA BMW M6 GT3の高木 真一が13回目のポールポジションで最多タイ記録に並んだ。2番手に#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口 卓人)、3番手には#65 LEON CVSTOS AMG(蒲生 尚弥)が入った。
決勝は明日4日(金)14:40から500km、110周で行われる。
(撮影:鉄谷康博・中村佳史・北川正明)