5月4日（金）、冷たい強風が吹くものの、見事な五月晴れに恵まれた富士スピードウェイで、SUPER GT 第2戦の決勝が500km・110周で行われ、GT500クラスは3番グリッドからスタートした#23 MOTUL AUTECH GT-R（松田 次生／ロニー・クインタレッリ）が1周目でトップに躍り出た後、盤石のレース運びで優勝した。2位には#39 DENSO KOBELCO SARD LC500（ヘイキ・コバライネン／坪井 翔）が入り、WECに参戦した小林 可夢偉の代役に抜擢された坪井 翔が存在感を見せつけた。ポールポジションからスタートした#38 ZENT CERUMO LC500（立川 祐路／石浦 宏明）は、#6 WAKO’S 4CR LC500（大嶋 和也／フェリックス・ローゼンクヴィスト）とのバトルを制し、3位表彰台をもぎ取った。

GT300クラスは#55 ARTA BMW M6 GT3（高木 真一／ショーン・ウォーキンショー）がポール・トゥ・ウィンで昨年8月に続いて富士2連勝。高木は優勝最多記録となる19勝目をあげた。2位には#31 TOYOTA PRIUS apr GT（嵯峨 宏紀／平手 晃平）、3位には#11 GAINER TANAX GT-R（平中 克幸／安田 裕信）が入った。

第3戦は5月19日～20日、鈴鹿サーキットで300kmのレースが行われる。

GT500クラス決勝結果
GT300クラス決勝結果

（撮影：鉄谷康博・中村佳史・北川正明）