Close Up ~ 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)

Close Up ~ 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)

SUPER FORMULA Rd.6 岡山国際サーキット
No.1 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)

シーズン終盤となる第6戦の舞台となった岡山国際サーキット。あいにくの雨模様では、万全のコンディションでのレースは叶わず、各車厳しい戦いを強いられた。存分に実力を発揮するのが難しい中、決戦では高く舞い上がる水煙をものともせずにポジションアップを果たしたのが石浦宏明だった。規定によりハーフポイントとなった戦いで獲得したのは、1点。だが、ランキングは3位から2位へ浮上。トップとの差は4点に広がったが、最終戦でポール・トゥ・ウィンを果たせば14点を計上して王座が手に入る。タフな状況からの逆転劇はお手のものだけに、鈴鹿での逆襲に注目だ。

(文:島村元子 撮影:中村佳史・北川正明)