10月27日（土）、鈴鹿サーキットで初開催となる「FIA WORLD TOURING CAR CUP」の決勝Race1が行われ、#31 ケビン・チェッコン（イタリア）[アルファロメオ・ジュリエッタTCR]が優勝し、アルファロメオに初勝利をプレゼントした。2位は#7 オーレリアン・コンテ（フランス）[プジョー308 TCR]、3位には日本でもお馴染みのベテラン#48 イバン・ミュラー（フランス）[ヒュンダイi30N TCR]が入った。

10月28日（日）には、決勝Race2とRace3が続いて開催。11:05にスタートしたRace2では、イギリスのハコ車使い#12 ロブ・ハフ（イギリス）[VWゴルフGTI TCR]が優勝。2位には16歳からWTCC活躍する24歳の #74 ペペ・オリオーラ（スペイン）[クプラTCR]、3位にはハンガリーの英雄#5 ノルベルト・ミケリス（ハンガリー）[ヒュンダイi30 N TCR]が続いた。

リペアタイムを挟んで12:30からスタートしたRace3は、鈴鹿サーキットと同い年の56歳 #30 ガブリエル・タルクィーニ（イタリア）[ヒュンダイi30 N TCR]が優勝。2位に#7 オーレリアン・コンテ（フランス）[プジョー308 TCR]。トップチェッカーを受けた#31 ケビン・チェッコン（イタリア）[アルファロメオ・ジュリエッタTCR]は、スタート違反ペナルティーで5秒加算され3位となった。

（撮影：鉄谷康博・中村佳史・北川正明）