SUPER GT Rnd2 富士 決勝レポート

SUPER GT Rnd2 富士 決勝レポート

<GT500>
KEIHIN NSX-GT、”FR” NSX-GTで初勝利!

開幕戦からわずか3週間のインターバルで迎えたSUPER GT第2戦。初戦同様に静岡・富士スピードウェイが戦いの舞台となる中、予選2位からスタートした#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)がトップチェッカー。チーム、また塚越にとって2年ぶりの勝利でもあった。
17号車からレース序盤にトップの座を奪われたポールポジションスタートの#8 ARTA NSX-GT。ルーティンのピットインから再びトップでコースに戻ったが、そのアウトラップで痛恨のスピンオフ。勝機を失った。逆に17号車は2位以下を引き離す独走。2位以下は#36 au TOM’S GR Supra、#12 カルソニックIMPUL GT-R、#14 WAKO’S 4CR GR Supra、#37 KeePer TOM’S GR Supraによる激しいポジション争いを繰り広げた。36号車は手堅いレース運びで2戦連続の2位。逆に12号車は今季初、GT-R勢初の表彰台を目指すも徐々に失速。これとは対照的に14、37号車がポジションアップし、チェッカー。Supra勢の快走を改めて見せつけた。

GT500クラス優勝 #17 KEIHIN NSX-GT(塚越 広大/ベルトラン・バゲット)

GT500クラス優勝 #17 KEIHIN NSX-GT(塚越 広大/ベルトラン・バゲット)

 

GT500クラス優勝 #17 KEIHIN NSX-GT(ベルトラン・バゲット/金石 勝智 監督/塚越 広大)

GT500クラス優勝 #17 KEIHIN NSX-GT(ベルトラン・バゲット/金石 勝智 監督/塚越 広大)

<GT300>
シンティアム・アップル・ロータスが初優勝!

ポールスタートの#6 ADVICS muta MC86に代わり、レース序盤から#61 SUBARU BRZ R&D SPORTと#2 シンティアム・アップル・ロータスが激しいトップ争いを展開。61号車よりも遅いタイミングでルーティンのピットインを行った2号車は、インラップからアウトラップまでの仕事を完璧にこなし、トップを奪取した。終盤、61号車がギャップを縮める力走を見せるも2号車がシャットアウト。チームとして10年ぶりとなる勝利を達成している。

GT300クラス優勝 #2 シンティアム・アップル・ロータス(加藤 寛規/柳田 真孝)

GT300クラス優勝 #2 シンティアム・アップル・ロータス(加藤 寛規/柳田 真孝)

 

GT300クラス優勝 #2 シンティアム・アップル・ロータス(加藤 寛規/後藤 誠 監督/柳田 真孝)

GT300クラス優勝 #2 シンティアム・アップル・ロータス(加藤 寛規/後藤 誠 監督/柳田 真孝)

 

(文:島村元子 写真提供 GTA)