いよいよシリーズ最終戦となった全日本F3 第17戦がスポーツランドSUGOで行なわれた。
この最終戦を前に1ポイント差でポイントリーダーとなっている#36 山下健太 [ZENT TOM’S F312](103ポイント)と、2位の#22 ヤン・マーデンボロー [B-MAX NDDP F3](102ポイント)がフロントローからスタート。そのままの順位で1コーナーに飛び込んで行く。
接触によりフロントウイングを失った#78 片山義章 [Petit LM Racing]が3周目のヘアピンでコースアウト。これによりセーフティーカーが導入され、レースはリセットされてしまう。
しかしリスタートを上手く決めた山下は、2番手マーデンボローをじりじりと引き離し、トップチェッカーでチャンピオンを決めた。#37 坪井 翔 [ZENT TOM’S F314]は、ぎりぎりまでマーデンボローを追い詰めたが3位でチェッカーを受けた。
F3-Nは#30 DRAGON [B-Max Racing F308]が2連勝。 #11 植田正幸 [Rn-sports F308] が2位。3位には #5 アレックス・ヤン [ALEX YANG Hanashima F3] が入った。
(撮影:中村佳史)