3月4日(土)~5日(日)に鈴鹿サーキットで「鈴鹿サーキット2017 モータースポーツファン感謝デー」が開催され、2017シーズンの開幕を待ちわびる58,500人のファンが詰めかけた。
今年は1998・1999年のF1ワールドチャンピオン「ミカ・ハッキネン」が16年ぶりに来場しファンを湧かせた。
毎年恒例となった対決イベント「永遠のライバル対決!星野一義vs中嶋悟」はF1ティレル019で対決。2年目となる「ジャン&ジュリアーノ・アレジ親子Ferrari対決!!」ではFerrari 458 Challengeでの親子対決が実現。またジュリアーノ・アレジがFerrari F187、ジャン・アレジはFerrari 248F1もドライブした。他にも「一貴vs可夢偉 世界の頂点を知るSFトップドライバー対決」や「対決実現! 鈴木亜久里vs土屋圭市 禁断のGTバトル」など、今年は多くのバトルシーンでファンを魅了した。
「Hondaロードレースの源流」では、日本のロードレースの歴史を切り開いた3台のレジェンドマシンが登場。4日には高橋国光がHonda RC142、北野元はHonda RC164、そして星野一義がHonda RC166をデモ走行。5日は星野のRC166が不調のためトークショーだけの予定だったが、北野の計らいで急遽RC164でのライディングが実現した。
その他、スーパーGT・スーパーフォーミュラ・スーパー耐久・8耐マシンなどの走行もあり、多くのモータースポーツファンが2017シーズンの開幕を前に楽しんだ。
(撮影:鉄谷康博・北川正明・小澤克仁・吉川絹恵)