NISSAN、2016年のグローバルモータースポーツプログラムを発表

NISSAN、2016年のグローバルモータースポーツプログラムを発表

日産・ニスモは2月26日、2016 年のモータースポーツ活動概要を以下の通り発表した。

GT500
柳田真孝がKONDO RACINGに戻り、千代勝正がGT500へステップアップ。MOLAで本山哲とコンビを組む。
#24と#46はスポンサーにも変更があり、カラーリングも気になるところだ。
また、日産系チームの総監督が柿元邦彦から田中利和(ニスモ常務執行役員)に交代。
退任する柿元邦彦は2004年に総監督に就任し、以来12年間にわたってGT500クラスの12のシリーズタイトル獲得に貢献した。

No. チーム ドライバー 車両名
監督 タイヤメーカー
1 NISMO 松田 次生 MOTUL AUTECH GT-R
鈴木 豊 ロニー・クインタレッリ(イタリア) ミシュラン
12 TEAM IMPUL 安田 裕信 カルソニックIMPUL GT-R
星野 一義 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ブラジル) ブリヂストン
24 KONDO RACING 佐々木 大樹 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
近藤 真彦 柳田 真孝 ヨコハマ
46 MOLA 本山 哲 S Road CRAFTSPORTS GT-R
大駅 俊臣 千代 勝正 ミシュラン

 

 GT300
2011年GTアカデミー優勝者のヤン・マーデンボローが星野一樹とコンビを組む。
No. チーム 監督 ドライバー 車両名
タイヤメーカー
3 NDDP RACING 長谷見 昌弘 星野 一樹 B-MAX NDDP GT-R
ヤン・マーデンボロー ヨコハマ

 

スーパー耐久シリーズ(ST-Xクラス)

クラス No. チーム 監督 ドライバー 車両名
ST-X 24 KONDO Racing 近藤 真彦 藤井 誠暢 スリーボンド
日産自動車大学校GT-R
TBA

 

全日本F3選手権
2011年Nクラスでチャンピオンを獲得した千代勝正と、欧州F3選手権、GP3での参戦経験を持つヤン・マーデンボローが出場する。

チーム 監督 No. ドライバー 車両名
B-MAX Racing Team with NDDP 長谷見 昌弘 22 ヤン・マーデンボロー B-MAX NDDP F312
23 千代 勝正

 

ブランパンGTシリーズ エンデュアランスカップ/スプリントカップ
高星明誠がアレックス・バンコム、ルーカス・オルドネスとともにプロクラスに参戦。

<エンデュアランスカップ>

チーム 監督 クラス ドライバー 車両
Nissan
GT Academy
Team RJN
ボブ・ネビル プロ アレックス・バンコム Nissan GT-R NISMO GT3
ルーカス・オルドネス
高星明誠
プロ・アマ ショーン・ウォーキンショー
マット・シモンズ
ロマン・サラザン

<スプリントカップ>

チーム 監督 クラス ドライバー 車両
Nissan
GT Academy
Team RJN
ボブ・ネビル プロ アレックス・バンコム Nissan GT-R NISMO GT3
高星 明誠
プロ・アマ ショーン・ウォーキンショー
リカルド・サンチェス

 

宮谷正一 ニスモCEOコメント
「昨年、我々のNissan GT-Rは、欧州、アメリカ、オーストラリア、日本と世界各地で次元の高いバトルを繰り広げ、素晴らしい成果を上げることが出来ました。今年は千代がGT500に、マーデンボローがGT300に、そして高星がブランパンに挑みます。新しい世界に挑戦する彼らに一層の飛躍を期待するとともに、さらに強いGT-Rをレースでお見せしてGT-Rのブランド向上に寄与すべく、今、我々は全力で開発やテストを進めています。また、日産車や日産エンジンで参戦するカスタマーチームへの支援にも一層注力していきたいと考えています。2016年も全力でモータースポーツ活動に取り組み、さらなる勝利とタイトルを目指します。新しいシーズンを前に我々は、ワクワクしています。モータースポーツを通じてファンの皆様と興奮と感動を共有したいと思います。」