「スーパー耐久シリーズ2017」を運営するスーパー耐久機構事務局は、9月2日(土)~3日(日)に富士スピードウェイで開催される第5戦のレース時間を、昨年の9時間から1時間延長し、今シーズンの国内レース最長となる10時間で行なうことを発表した。
スーパー耐久シリーズは、「自分の好きな車両で、プロからアマチュアドライバーまで、誰もが参加することができる」をキーメッセージに、日本各地のサーキットで全6 戦を戦う耐久レースシリーズだ。参戦クラスは、FIA GT3 規定に基づく ST-X クラス及び、排気量別に ST-1から ST-5 の 5 つの従来クラスに加え、今年度より新設のST-R(TCR車両)クラスを合わせた 7 クラスで競われる。
開催サーキットの富士スピードウェイによると、「耐久レースはFSW50年の歴史の中で数々の名勝負を生んでおり、『耐久レースの富士』を訴求しているところです。今回のスーパー耐久10 時間化は、日本を代表する耐久レースとして、富士SUPER TEC を今後もさらに発展させていきたいとの弊社の強い意思を込めたものです。」とコメント。
スーパー耐久事務局長の桑山晴美氏は、「スーパー耐久シリーズの各戦を特徴あるものにしていきたいと考えており、今回、富士スピードウェイが10 時間化に踏み出すのは、その一例として歓迎しております。我々の原点は、日本のモータースポーツを永きに渡って支えてくださっている参加者の皆様と共にあります。今年はプロモーション的にも新しいクラスを加え、アジアを代表する日本生まれの長時間耐久レースとして各サーキットに定着させ、盛り上げていきたいと考えています。」とコメントしている。
前売観戦チケットは、7月13日(木)より全国のコンビニエンスストア、プレイガイド、富士スピードウェイ公式サイト内にて一斉に販売開始される。