SUPER GT RD3 オートポリス
No.100 RAYBRIG NSX-GT
今シーズン、ニューマシンのGT500の中で、唯一ミッドシップエンジンを搭載するHonda NSX-GT。規則上、最低重量がレクサスLC500やニッサンGT-Rより29kg重い1049kgの状態で第2戦まで戦ってきた。第3戦からはミッドシップウェイトハンディが15㎏軽減、1034kgに。それが追い風となったかは定かではないが、山本尚貴と伊沢拓也を擁するNo.100 RAYBRIG NSX-GTが2位に0.6秒近い大差でポールポジション獲得に成功した。レースではSCランとなり、独走のマージンが消滅。勢いに勝るLC500の開幕3連勝を許したが、シーズン中盤からの巻き返しに期待がかかる。
(文:島村元子 撮影:鉄谷康博・中村佳史・北川正明)