ホンダは6月2日、8月26日〜27日に開催されるSUPER GT第6戦 インターナショナル SUZUKA 1000km “SUZUKA 1000km THE FINAL”に、GT500クラス #16 MOTUL MUGEN NSX-GT の第3ドライバーとして、ジェンソン・バトンを起用すると発表。武藤英紀と中嶋大祐に加え、大型外国人助っ人の登場だ。
2016年にF1を引退し、これまでもSGT参戦の噂があったジェンソン・バトンだが、今年で最後の開催となる「鈴鹿1000km」での参戦がついに現実のものとなった。
レースに先がけて、6月6日〜7日には鈴鹿サーキットでタイヤメーカーテストが行なわれ、ジェンソン・バトン選手もこれに参加する予定だ。なお、SUPER GT第6戦の前売観戦券を持っていれば無料で観覧できるということだ。
■ジェンソン・バトン選手のコメント
「昨年12月のHonda Racing THANKS DAYでNSX CONCEPT-GTをドライブし、実際にレースに興味がわきました。Hondaと一緒に話し合った結果、鈴鹿1000kmに出場できることになり、とてもうれしく思います。F1ドライバー、そしてTEAM MUGENの一員として貢献し、勝利を目指したいと思います。日本のファンの皆さんの前で再びレースができることを本当に楽しみにしています」
■TEAM MUGEN 手塚長孝監督のコメント
「今回、TEAM MUGENに力強い味方としてジェンソン・バトン選手を迎えられることになり、大変うれしく思います。F1世界チャンピオンとしての素晴らしい走りを鈴鹿サーキットで見せてくれることと期待しています。今年で最後となる鈴鹿1000kmでTEAM MUGENらしい勢いのあるレースができるよう、武藤選手、中嶋選手、バトン選手とともに、一丸となって取り組みます。ご声援のほどよろしくお願いします」
■本田技研工業株式会社 執行役員 ブランド・コミュニケーション 森山克英本部長のコメント
「バトン選手の鈴鹿1000km参戦を歓迎します。NSX-GTをドライブするバトン選手の勇姿を見るのも楽しみですし、バトン選手自身もエンジョイしてくれるでしょう。F1世界チャンピオンであるバトン選手の加入でHonda陣営の総合力を更に上げ、勝利を目指します」