SUPER FORMULA Rnd1 鈴鹿
関口雄飛/ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
長年にわたり、国内トップフォーミュラでの活躍を渇望されたドライバー。それが関口雄飛だ。ところが本人はもとより彼のサポーターの思いとは裏腹に、チャンスが巡るまでに予想以上の時間を要した。だが遠回りと言えるほどの道のりを経て、ついに今季、待望のスーパーフォーミュラデビューを実現させた。チームメイトはチャンピオン経験を持つベテランのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ。データを共有することでマシンの扱い方のコツをつかむと、あとはセットアップに尽力。まだまだ自身が望むレベルのクルマには仕上がってはいないと渋い顔を見せたが、デビュー戦の鈴鹿ではQ3進出、予選3番手という大躍進を見せた。本人には、もうルーキーという意識がまったくない。あとは決勝での強さを見せるだけだ。
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