スーパー耐久 第1戦 もてぎ

スーパー耐久 第1戦 もてぎ

ENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE第1戦 もてぎスーパー耐久 4 Hours Raceが3月22日(土)~23日(日)の2日間、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催された。

全10クラス60台のエントリーを集めた。今大会は、土日で2レースが行われ、ST-Zクラス、ST-4クラスは土日どちらもレースを戦う変則的な大会となった。

レース1 (3月22日) 各クラス予選ポールポジション

ST-Z #52 埼玉 GB GR Supra GT4 EVO2 山﨑学/吉田広樹

ST-TCR #97 Racer ホンダカーズ桶川 CIVIC 遠藤光博/中野信治

ST-4 #884 シェイドレーシング GR86 影山正彦/清水英志郎

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スーパーフォーミュラ 第1・2戦 鈴鹿 レポート&フォトギャラリー

スーパーフォーミュラ 第1・2戦 鈴鹿 レポート&フォトギャラリー

シーズン開幕戦は2レースで開催。初戦は太田格之進が勝利!

3月8日、三重・鈴鹿サーキットにおいて全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦の予選および決勝が行なわれ、予選3番手スタートのNo.6 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がセーフティカー開けの接戦をモノにし、初戦の勝者となった。

昨シーズンの最終戦から4ヶ月。初戦の鈴鹿は、まだ真冬の寒さが残るなかで走行が始まった。2レース制、つまりワンデーレースでの実施となることから、前日の金曜日には2回のフリー走行の時間が設けられた。なお、今シーズンは13チーム、全22台がタイトル争いにしのぎを削る。

ほぼ無風ながら低温のコンディションとなるなか、予選は午前9時50分にスタート。Q1ではA、Bの2組に分けて各11台が出走する。A組にはルーキー4台を含む11台が出走。トップタイムを刻んだNo.15 岩佐歩夢(TEAM MUGEN)に続いてルーキーのひとりであるNo.65 イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)が2番手につけ、存在感をアピール。一方のB組では、ベテランNo.16 野尻智紀(TEAM MUGEN)、昨シーズンの最終戦を勝利した太田、そして前日のフリー走行でトップタイムをマークしていたNo.64 佐藤 蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)に続き、ルーキーのNo.50 小出 峻(San-Ei Gen with B-Max)が4番手に滑り込み、Q2進出を果たして見せた。

12台によるポールポジション争いとなるQ2では、いまだ路面温度が低いこともあり、大半の選手が早々にコースインしてタイヤを温める。そのなかでMUGEN勢の野尻と岩佐が各々セクタータイムで最速タイムを奪い合う熾烈なアタック合戦へ。結果、野尻が岩佐を0.022秒という僅差で封じ込め、自身20回目、現役選手最多となるポールポジションを獲得した。岩佐に続き、3番手には太田とホンダエンジンユーザーがトップ3を独占。一方、ルーキートップは小出。7番手からSFデビューレースを迎えることとなった。

予選終了からおよそ4時間強。朝から続く薄曇りのなかで今シーズン最初の戦いがいよいよ幕を開ける。

なお、これに先立ち午後1時45分からのスタート進行中、15分間のレコノサンスラップが始まったが、終盤にフラガがヘアピンでコースアウト。自力でクルマを戻すことができなかったため、レースはピットスタートに甘んじる。結果、ダミーグリッドには21台が整列し、午後2時45分、27周にわたる戦いが始まった。

ポールの野尻よりも早い動きを見せたのが岩佐。ホールショットを奪い取り、野尻は後塵を拝する。3番手は太田が死守し、背後のNo. 5 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)とも激しいバトルを見せることになった。一方、後方では、No.12 三宅淳詞(ThreeBond Racing)がデグナーで飛び出し、クラッシュ。セーフティカー(SC)が導入される。また、ルーキートップのグリッドを手に入れた小出だったが、スタート直前にギアトラブルに見舞われ、大きく順位を落とすこととなった。

レースは4周終わりでリスタート。オーバーテイクシステム(OTS)を使っての逆転劇があちこちで展開されたが、トップ3は変わらず。そのままレース中盤に向かったが、8周目のS字で接近戦を繰り広げていたNo.28 小高一斗(KDDI TGMGP TGR-DC)とNo.39 大湯都史樹(SANKI Continue reading

SUPER GT 第5戦 鈴鹿 レポート&フォトギャラリー

SUPER GT 第5戦 鈴鹿 レポート&フォトギャラリー

第5”最終戦”鈴鹿、”王者”au TOM’S GR Supraがポール・トゥ・ウィンで締めくくる

<GT500>

12月7、8日、三重・鈴鹿サーキットにおいて、SUPER GT第5戦「SUZUKA 300km RACE GRAND FINAL」が行なわれ、前日の予選でポールポジションを獲得し、決勝を待たずにタイトルを手にしていた#36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)が、シーズン中の勢いそのままに、強さ、速さを発揮してトップチェッカー。シーズン3勝目を挙げて、”有終の美”を飾った。

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スーパーフォーミュラ 第8・9戦 鈴鹿 レポート&フォトギャラリー

スーパーフォーミュラ 第8・9戦 鈴鹿 レポート&フォトギャラリー

2大会連続のワンデーレース。最終大会鈴鹿の初日は太田格之進の勝利に

11月9日、三重・鈴鹿サーキットにおいて全日本スーパーフォーミュラ選手権の第8戦の予選および決勝レースが行なわれた。そのなかで、シーズン初ポールを手にした#6 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がレースを”支配”するような力強い走りで勝利。待望のシーズン初優勝を遂げた。

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SUPER GT 第8戦 もてぎ レポート&フォトギャラリー

SUPER GT 第8戦 もてぎ レポート&フォトギャラリー

300kmのもてぎ戦、au TOM’S GR Supraがシーズン2勝目を達成!

<GT500>

11月3、4日、栃木・モビリティリゾートもてぎにおいて、SUPER GT第8戦「MOTEGI 300km RACE」が行なわれ、予選3番手からスタートした#36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)が圧倒的な速さを見せつけ、独走での優勝を達成。シーズン2勝目を挙げるとともに、タイトル獲得に王手をかけた。

SUGO戦以降、あまり天候に恵まれていない今シーズンのSUPER GT。第8戦もてぎは予選日が終日雨となり、時折激しい雨に翻弄されてしまう。公式練習中は特に雨量が多く、GT300クラス、GT500両クラスの混走こそできたものの、赤旗が何度も出てロングランができない状態に。さらに、GT300専有走行中にも赤旗となり、これ以上のセッション続行は難しいという判断から、GT500専有走行はキャンセルされ、またFCYテスト等も見送られることになった。

午後からの予選を前に、一旦雨が上がり、天候も回復するかに思われたが、午後2時からの予選を迎えると再び雨が降り始めたが、走行は可能な状態に。また、GT500クラスのセッションになると若干雨も弱まった。ただ、いつまた雨脚が強まるか不安定な状況下であったため、各車一斉にコースへと向かい、クリアラップをとるべくアタックに勤しむ。タイヤに熱を入れ、アタックラップに向かうと、チェッカーラップで好タイムをマークしたのが#64 Modulo CIVIC TYPE R-GT(伊沢拓也/大草りき)。これに#14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)、さらに#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8(野尻智紀/松下信治)が続き、Q1を終了した。一方、ランキングトップの36号車は8番手、同2番手の#100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)は6番手という結果だった。

Q2は午後3時49分からのスタート。気温18度、路面温度19度と午後からはほとんど気温、路面温度ともに変化が見られず。そのなかで100号車が早めのアタックモードに入ったが、セッション終了間際にトップタイムを叩き出したのは、64号車。GT500クラスはQ1とQ2の合算タイムによってスターティンググリッドが決定するため、64号車はこの時点でライバルに対して2秒近い差をつけるという圧倒的な速さを見せた。そんななか、8号車がQ2でのトップタイムを更新。だが、64号車の合算タイムには及ばず2番手を手にする。さらに36号車もチェッカーラップにQ2の2番手時計を叩き出し、合算タイムでの3番手へと浮上。タイトル争いにおいて貴重な1点を計上することに成功している。なお、最終的に64号車のトップは変わらず。結果、3年ぶりのポールポジションからもてぎのスタートを迎えることになった。

SUPER GT 第7戦 オートポリス レポート&フォトギャラリー

SUPER GT 第7戦 オートポリス レポート&フォトギャラリー

悪天候のオートポリスは、ワンデーレースで開催に

<GT500>

10月19、20に開催予定だった大分・オートポリスでのSUPER GT第7戦。レースウィーク初日は霧と雨の悪天候で全セッションがキャンセルとなり、翌20日にワンデーレースとして実施された。その予選では#24 リアライズコーポレーション ADVAN Z(松田次生/名取鉄平)ポールポジションを獲得するも、決勝では荒れた展開を味方につけた#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)が、予選10位から逆転優勝を果たした。

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スーパーフォーミュラ 第6・7戦 富士 レポート&フォトギャラリー

スーパーフォーミュラ 第6・7戦 富士 レポート&フォトギャラリー

ワンデーレース開催の富士。初日は坪井が今季2勝目を挙げる

10月12日、静岡・富士スピードウェイにおいて全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の予選と決勝が開催された。そのなかで、予選7位からスタートを切った#36 坪井 翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が巧みなレース運びを味方にし、シーズン2勝目を挙げている。

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