SUPER GT RND2 富士
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/No.12 カルソニックIMPUL GT-R
ブラジリアンの“JP”こと、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが日本でのレース活動を始めたのは、2004年。今やもうすっかり日本での生活が板についたJPは、アグレッシブな走りが信条。たが、かつてはそれが原因となってレースで波乱を呼ぶこともあり、暴れん坊のイメージが先行した。とはいうものの、闘将・星野一義監督が率いるチームでその才能がいっそう開花したことも事実。速さに加え、クレバーなレース運びを見せることで揺るぎない強さをも身につけることになった。そんな彼が今いちばん渇望して止まないのが、他でもないSUEPR GTでのシリーズチャンピオン。昨シーズンもあと一歩でタイトルを取り逃し、涙を呑んだ。見た目や走りからは思いもしない心配性が時々顔を出すこともあるが、今年こそ、“青い新幹線”の異名を持つNo.12 カルソニックIMPUL GT-RGT-Rで王者を目指す。
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