Close Up ~ VANTELIN TEAM TOM’S

Close Up ~ VANTELIN TEAM TOM’S

SUPER FORMULA Rd3 富士
VANTELIN TEAM TOM’S

コンマ1秒を巡って過酷な戦いが続く、今シーズンの全日本スーパーフォーミュラ選手権。その中でつねに上位争いに名を刻んでいるのが、VANTELIN TEAM TOM’Sだ。チームドライバーは、アンドレ・ロッテラーと中嶋一貴。ともにシリーズチャンピオン獲得のキャリアを持ち、現在は世界耐久選手権(WEC)にも参戦。ロッテラーはポルシェ、一貴はトヨタのエースカーをドライブ、こちらはライバルとして戦っている。富士では予選で後方に沈んだロッテラーが底力を見せて3位表彰台を獲得。開幕ウィナーの一貴は、7位入賞に留まったが、中盤戦以降の奮闘から目が離せない。

Continue reading

Close Up ~ No.23 MOTUL AUTECH GT-R

Close Up ~ No.23 MOTUL AUTECH GT-R

SUPER GT Rd2 富士
No.23 MOTUL AUTECH GT-R

最後まで走り抜き、1ポイントでも多く計上するレースをすること。僅差での厳しい戦いが続くSUPER GTにおいて、その戦いを実践しているチーム。それがNISMOだ。No.23 MOTUL AUTECH GT-Rを駆るのは、ベテランの松田次生とロニー・クインタレッリ。レクサス勢優位で幕を開けた第1戦岡山では、予選14位から決勝で7位入賞。そして第2戦富士では、不調GT-Rという下馬評を嘲笑するように予選2位をもぎ取り、レースで4位獲得。タフな戦いの中で、持ちうる力を最大限引き出す粘り強さ、そしてレースを巧みに操るしたたかさを持つ23号車から、今後も目が離せない。

(文:島村元子 撮影:鉄谷康博・中村佳史・北川正明)

SUPER GT Rnd2 富士 決勝結果

SUPER GT Rnd2 富士 決勝結果

5月4日(日)、富士スピードウェイで58,000人の観客が注目する中、SUPER GT第2戦の決勝が300kmで行なわれ、GT500クラスは#38 ZENT CERUMO LC500 立川 祐路/石浦 宏明が貫禄のポール・トゥ・ウィン。2位には#6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ、3位に#37 KeePer TOM’S LC500 平川 亮/ニック・キャシディが入り、開幕戦の岡山に続きレクサスが表彰台を独占した。

Continue reading