スーパー耐久第5戦富士はシーズン最長の10時間に

スーパー耐久第5戦富士はシーズン最長の10時間に

「スーパー耐久シリーズ2017」を運営するスーパー耐久機構事務局は、9月2日(土)~3日(日)に富士スピードウェイで開催される第5戦のレース時間を、昨年の9時間から1時間延長し、今シーズンの国内レース最長となる10時間で行なうことを発表した。

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スーパー耐久第4戦 富士 決勝結果

スーパー耐久第4戦 富士 決勝結果

9月4日(日)、富士スピードウェイでスーパー耐久シリーズ2016第4戦の決勝が9時間で行なわれ、時おり小雨の降るコンディションの中、激戦を制した以下のマシンが各クラスの優勝となった。

ST-Xクラス
#24 スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(内田 優大/藤井 誠暢/平峰 一貴)

ST-1クラス
#777 D’station Porsche 991(星野 敏/荒 聖治/星野 辰也/リー・ジョンウ)

ST-2クラス
#59 DAMD MOTUL ED WRX STI(大澤 学/後藤 比東至/檜井 保孝)

ST-3クラス
#62 DENSO Le Beausset RC350(嵯峨 宏紀/中山 雄一/山下 健太/平木 湧也)

ST-4クラス
#13 ENDLESS・ADVAN・86(村田 Continue reading

~ The Man of This Race ~ アンドレ・ロッテラー

~ The Man of This Race ~ アンドレ・ロッテラー

全日本スーパーフォーミュラ選手権 RND4 もてぎ
アンドレ・ロッテラー/No.36 VANTELIN TEAM TOM’S

スーパーフォーミュラにおける自身最後の勝利は、昨シーズン第6戦SUGOでのポール・トゥ・ウィン。アンドレ・ロッテラーは、第4戦を終えてまだ勝ち星に恵まれていない。来日は2003年、早や14年間のシーズンを日本で戦っている。この間、スーパーフォーミュラの前進であるフォーミュラ・ニッポンでは2011年にタイトルを獲得。SUPER GTでは2度チャンピオンにもなった。また、近年は2010年からアウディのワークスドライバーとしてWEC(世界耐久レース)にも参戦。翌年は伝統のル・マン24時間レースを制するなど、トップドライバーとして精力的に活動を続ける。タイトなスケジュールの中、はるばる日本でのレースを続ける理由は、「トップフォーミュラ、シングルシーターでの戦いができるから」。スーパーフォーミュラでは、毎シーズン2勝以上をマークする実力派だが、今シーズンは第4戦を終えて未勝利。残るは岡山、SUGO、そして鈴鹿最終戦のみだが、次の岡山は、土、日曜で各レースを行なう2レース制が導入され、結果レース数が増加に。果たして今年も2勝以上の好結果を実現できるのか。シーズン後半戦は、ベテランドライバーとして腕の見せどころとなる。

(文:島村元子 撮影:中村佳史)

~ The Man of This Race ~ 塚越広大

~ The Man of This Race ~ 塚越広大

SUPER GT RND5 FUJI
塚越広大/No.17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT

日産GT-Rの快進撃が続く、今年のSUPER GT。開幕戦岡山以降、第5戦富士までチームこそ違えど、連勝を伸ばしている。そんな中、富士で気を吐いたのがHonda勢。予選でNSX CONCEPT-GTが上位に喰い込み、また決勝でも果敢なバトルを披露した。とりわけキレのある走りを見せたのが、塚越広大。チームメイトの小暮卓史からステアリングを託され、No.17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTは着実にチャンスをモノにして、ポジションアップを果たしていく。圧巻だったのが、同じHonda車とのバトル。互いに手の内を知り尽くす中、激しい攻防戦を繰り返して最後はブレーキング勝負で鮮やかな逆転劇を決めて2位を獲得する。塚越は、カートを経て4輪へステップアップ、全日本F3からユーロF3での武者修行も経験。帰国後は国内フォーミュラとSUPER GTのGT500クラスに参戦し、キャリアを重ねている。昨シーズンは苦戦したNSX CONCEPT-GTだが、今季はシーズン折り返しを機に、安定した戦闘力を披露中。この勢いで、次は表彰台の真ん中を目指して奮走することだろう。

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